沼田ロータリークラブ



   今年度の活動計画と目標 (2025-2026)
会長 塩浦 敬之

 2024-2025 沼田ロータリークラブ スローガン
  「A Compassionate Rotary 〜地域と共に〜」


 国連は2015年にSDGs(Sustainable Development Goals)〜持続可能な開発目標を採択しました。これは17の開発目標、169の達成基準、232の指標から成り立っています。特に17の開発目標の内容には貧困、飢餓、すべての人に健康と福祉、高い教育を目指すなど、私たちロータリアンとして看過できない内容も含まれています。

 2025―26年度の国際ロータリー会長にサントアンドレ・ロータリークラブ(ブラジル、サンパウロ)会員のマリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ氏が、会長指名委員会によって決まりましたが、後日、諸事情にてRI会長職の辞任を表明しました。
辞意を表しましたデ・カマルゴ氏ですが、所属するロータリークラブでスポンサーとして障害のある子どもたちのためのプロジェクト、Casa de Esperanca(希望の家)の理事も務めており、このプロジェクトで毎年、15万人の障がい児を支援している実績の持ち主であることに変わりありません。
以上の観点から、私たちは沼田ロータリークラブとして、また一人のロータリアンとして、地域に寄り添い、障がいをお持ちの方に寄り添う意識をより一層強め、共に行動する事で、更なる共生社会の構築が出来ると思います。
そのためにはDEI(Diversity、Equity、Inclusion)〜多様性、公平性、包括性を学び、その重要性を理解し、会員個々が発信し行動する事でSDGsに結び付き、その先の更なる進化に繋がると考えます。
従いまして本年度は、DEIを各委員会の共通のテーマとし、卓話や地区補助金事業を通じて、気づき、理解、行動、そして発信できるよう事業計画を立てていこうと思います。
 以上の事から、会員皆様には本年度においても格別なるご理解、ご協力、ご指導を賜りたく、お願い申し上げ、所信とさせて頂きます。


  • 主な事業方針・目標

    1. DEIを各委員会の共通テーマとし、委員会の特性と共に意識を高めて頂く
    2. DEIの大切さを理解して頂くための卓話者招請や講演会の開催検討
    3. 地区補助金事業にてインクルージョン事業を展開する(障がい有無にかかわらず子供達とメンバーによる車いすバスケ事業の開催)
    4. 国際ロータリー世界大会(台北大会)への参加
    5. 米山奨学生の受け入れ協力
    6. 米山寄付目標 1人16,000円(普通寄付 3,000円含む)
    7. 出席率向上のための研究と模索
    8. 財団寄付目標 年次寄付1人150ドル ポリオプラス1人30ドル
    9. ローターアクト、インターアクトクラブへの協力、連携、支援
    10. 2つの特別委員会による中長期的なクラブの方向性の検証と自己研鑽、深化