1月に開催された、国際協議会に於いて 2014－15年度 ゲイリーC.K.ホァンRI会長は、RIテーマを「ロータリーに輝きを」と発表されました。儒教の精神、孔子の教えを基礎として奉仕に於いて高い目標を掲げる為には、ロータリー自体に対する手入れを怠らずにロータリーファミリーを拡大して行く事が必要であり、ロータリアン一人一人が自覚と意識を持ち輝きのある人となり、その会員により創られたクラブが輝き地域社会でロータリーの存在感を高める事で「ロータリーに輝きを」もたらす事ができると述べております。
　更に大きな目標を二つ掲げております。
　その一つは、会員増強であります。
　ここ数年会員減少の歯止めがききません。クラブの弱体化、ひいてはロータリー自体の衰退化であり、少なからず様々な方面に影響を及ぼすものであります。現在の会員組織の現状は、会員数122万人、70%が50歳以上、81%が男性、女性は19%のみであります。 新しいアイディアとアプローチを以て会員増強に取り組まなければなりません。 現会員を維持し、会員数130万人という目標を達成する事によりロータリーを輝かせるものであると思います。
　地区内に於いても2560地区より分割された時の会員数は2,540名、本年2月現在は1,928名と奉仕を志す仲間であり、友人が減少したわけであります。会員増強により新しい友人を作り、クラブを活性化させ強化する事で、新たなるクラブ独自の「ロータリー物語」を創り上げ更には地域社会にロータリーを輝かせる事ができるでしょう。
　もう一つは、ポリオの撲滅であります。
　2014年1月13日インドでのポリオ撲滅が証明されました。世界でのポリオ発生国はアフガニスタン・パキスタン ・ ナイジェリアであります。1985年以来ロータリー最優先事項として、会員皆様のご理解とご支援、又ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団のご協力により99%のポリオ撲滅が達成されました。
　2018年に全世界から100%のポリオ撲滅が証明される事により、「ロータリーに輝きを」もたらすものであります。
　私達がロータリーにどう生き、どう考え、感じ、活動するかがこの「ロータリーに輝きを」に込められております。