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希望を語ろう! 希望を語ろう!

希望を語ろう! 希望を語ろう!

 2011年3月11日の東日本大震災は、日本の運命を変えましたが、私たちの価値観や生き方、人生を変える大きな出来事でもありました。直後から始まった世界中からの支援、特に世界的ネットワークとしての国際ロータリーからの支援、そして多くの日本のロータリー・クラブとロータリアン個人の献身的な奉仕に、私は心動かされ、ロータリーの可能性と希望を見出しました。ガバナー就任を打診されたのは、ちょうどその頃でした。
 私は、地区ガバナーという立場で、ロータリーという組織と奉仕の理念の可能性を、少しでも広げるために前進したいと決意しています。

 2000年7月に2840地区がスタートして以来、歴代地区ガバナー年度の最重要・最優先の課題は、止まらない会員減少をどう捉えいかに対応してゆくか、ということでした。会員減少が「ロータリーの危機」なのではありません。会員減少は、「危機」の表れです。ロータリーの魅力の低下、クラブ活力の低下にこそ「危機」の本質はあります。そうした共通認識のもと、この13年間に歴代ガバナーがご努力を続けられたのは、ロータリーの魅力回復、クラブ活力の再生でした。

 今、クラブや地区の活動のあちこちで活力再生の兆候、未来への「希望」の芽は育ちつつあります。クラブの中に「希望なんてどこにあるの?」と思う方は、クラブの現状に「あきらめ」や「不信」を感じているのでしょうか。また、そういう現状を是とし安住しようとしているのでしょうか。
 私たちは、クラブの仲間をもっと信じてよいのではないでしょうか。ロータリーは社会貢献しているという自覚と誇りをもっと持ってもよいのではないでしょうか。
 現状を是とし、そこに安住する気持ちからは、「希望」は生まれません。変化を強く望む心に「希望」は生まれます。自分たちのクラブの将来像をみんなで語り合い、クラブに対する思いをひとつにすることから、「希望」は始まります。
 危機を言い募るのではなく、「希望」を語ることから始めましょう。そして、クラブ指導者の皆様は、クラブの中の「希望」の芽を育て、次世代へ「希望」を伝えてゆきましょう!

 ロンD.バートンRI会長エレクトが、国際協議会で発表した2013-14年度のRIテーマは、“Engage Rotary, Change Lives”「ロータリーを実践し みんなに豊かな人生を」です。
 日本語訳はロン・バートンさんのメッセージを要約・凝縮した意訳と言ってもよいと思いますが、“Engage Rotary”を素直に訳せば、「ロータリーに積極的に参加しよう(関わろう)」、“Change Lives”は、「自分も含めてみんなの生活(生き方・人生)を変えよう」となります。ロン・バートンさんの英文メッセージの文脈をたどれば、まさにそういうことを私たちに呼びかけています。
 キーワードは、“Change” です。自分の生き方 を “Change” できれば、  みんなの人生も “Change”できる。自分が変われば、自分の可能性も広がり、世界をより良いものにしよう、他者の生活や生き方をより良く変えてゆこうというインスピレーションやパワーも湧いてくることでしょう。
 私たちがロータリアンであるということは、一つの生き方を選択したということではないでしょうか。それは、ロータリーの奉仕と価値観を日々の生活の中で実践すること、ロータリーを生きるという生き方です。
 メッセージの最後でロン・バートンさんは、このテーマは、私たちへのチャレンジだ(my challenge to you)とおっしゃっています。私たちはこのチャレンジを心して受けて立たなければなりません。

 現代のロータリー(クラブ)に「劣化」や「危機」が見られるとすれば、それは私たちロータリアン自身、特にクラブ指導者やシニア・リーダー、地区指導者の責任であると考えます。「危機」は私たちの意志と行動で必ず克服できるものです。次世代に「希望」を伝えること、そして率先垂範することが、今何よりも求められています。
 ロン・バートンさんの年次テーマ“Engage Rotary, Change Lives”と、私が掲げる本年度の地区スローガン「希望を語ろう」を一体化して、皆様へのメッセージとします。

≪ロータリーに積極的に参加し、自分の生き方を変えれば、自分の中に「希望」 を発見するでしょう。 そして、その「希望」をクラブの仲間と分かち合い行動を起こせば、みんなの人生をより良いものに変えてゆく可能性、すなわち「希望」を確信するでしょう。≫


<2013-14年度 RIテーマ>
“Engage Rotary, Change Lives”
ロータリーを実践し みんなに豊かな生活を

<<2013-14年度 地区スローガン>>
希望を語ろう!



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