世界インターアクト週間に寄せて


RID2840 下田 進
インターアクト委員長


 地元高校へのインターアクトクラブ設立に6年、設立後に8年、足掛け14年にわたってインターアクトに関与して来ました。ところが何とも恥ずかしいかな、世界インターアクト週間の存在を知らずにおりました。10月23日〜29日の間が其なのだそうであります。私は、もともと、○○週間とか○○の日というのが嫌いです。ともすればその間だけ、或いはその日だけ何とかすれば良いという事になりがちな考え方は、特に青少年関連のRC活動には馴染まないものだからです。
 これは、『アクションの途絶えた時、クラブは衰退の一途を辿る。』という、或る時期からの己の持論にも合致する事でもあります。ともあれ、『世界インターアクト週間に寄せて』という事で一筆認めよとの事ですので意見を述べさせていただきます。
 今年度から青少年奉仕委員会が新世代奉仕委員会となった訳であり、名前の通り各種行事に中学生・小学生、そして更に低年齢層の幼児をも巻き込む事を考えて下さいと、今年の地区協議会の時にもお願い申し上げました。日本の将来を考えた時、ボランティアの存在は不可欠な事となります。その為には新世代といわれる人達を、早い内から活動に巻き込む事が重要です。奉仕の心、奉仕する喜びを植え付けるには大人になってからでは遅いのです。出来る事ならば幼児期から自然にその事に馴染ませる必要が有ります。其処で前記の様な提案となる訳です。
 最初に申し上げた通り、私は○○週間とか、○○の日というのが嫌いな質です。世界インターアクト週間の中で無くとも結構です。地区協議会でお願い申し上げた通り、この年度内に必ず中学生・小学生、そして更に低年齢層の幼児迄も巻き込んだ企画を実行していただければと思います。其が今年度以降の新世代奉仕関連委員会に課せられた、責務であると思います。
 RC活動は全て素晴らしい事ばかりで有りますが、中でも最も素晴らしいと思われるのは、次代を担う人材の育成であります。そしてその部分に携われる事をロータリアンは無上の喜びとしていただきたいと思います。
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