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去る8月6日(日)炎暑の中、冷えすぎの東京プリンスホテルで盛沢山のスケジュールで開催された。出席者は、ロータリー財団管理委員で、本セミナーの招集者である千 宗室PGを始め、国内4ゾーンにわたる役員等、総勢120名の参加であった。カナダから出席のゲスト、ロータリー財団管理委員であるW.WILKINSON氏の挨拶での飢餓、貧困の現場報告は、大変具体的でロータリー財団を推進することの必要性が誰にでも理解出来る貴重な報告であった。更にロータリーが取り組む「国際問題研究のためのロータリー・センター設立について、次のような報告があった。ロータリー財団は、国際問題研究のためのロータリー・センターを設立することにより、国際理解と世界平和へ、大きく果敢な第一歩を踏み出そうとしています。国内及び国際平和を実現する努力は、世界中に存在する貧困、病気、戦争、飢餓によって達成を妨げられています。新しい千年紀に歩み入るに際しロータリー教育の優先的課題として「国際問題研究のためのロータリー・センター」は研究者たちに、現在国際協力と国際平和を阻んでいる障害を取り除くことに専念する機会を提供するものです。世界の権威ある大学がパートナーとなり、「国際問題研究のためのロータリー・センター」では、平和問題や、各地域社会の次代を担う人々や世界の指導者の間で粉争解決の問題に関する知識を深めます。将来の指導者になるこれらの人々を教育することにより、ロータリーは、その使命である国際理解と世界平和に一層積極的に関わることになるのです。この他に、セミナーの主な内容は、千 宗室氏によるロータリー財団の現況と題しての基調講演。恒久基金日本研究グループ報告は、元RI理事、蔵並 定男氏「ポリオについて」は国際ポリオプラス委員の中島 治一郎氏が。続いてパネルディスカッションに移り、「新世紀を迎えるロータリー財団」では、モデレーター千 宗室PG、パネリストに元ロータリー財団地域コーディネーター田中 作次 及び重田 政信第1ゾーンコーディネーターにより、スライドを使った、これから取り組むべき問題提起が行われた。更なる問題提起として「WF・DDF、(国際R財団活動資金、地区R財団活動資金)」財団活動の現状分柎、R用語解説、グループ討論によるR財団の事例研究、とこの分科会報告を最後に長い長いセミナーを終了する。とかくR財団は、複雑多岐、且つ難解と言われ、更に改正がしばしば行われる部門であるが、全ロータリアンが腰を据えて取り組むべき重要な分野であります。「ロータリー財団への寄附金の行方」を図解し、報告といたします。
《事務所より》
清 章司 GEより「ロータリー財団への寄附金の行方」(MS-word)というとても見
ごたえのある図をお預かりしています。ご希望の方はご連絡ください。
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