「新世代のための月間」

仙田 一夫
新世代奉仕大委員長


 繁栄とバブルに踊らされた、20世紀も今駆け足で過ぎようとしております。「浪費とは美徳なり」ともてはやされた結果、国民皆中流意識となり青少年達は飽食の時代がさも当たり前であるかのように育ってまいりました。青少年問題を考える時「育てたように子は育つ」ということわざの意味を今ここでもう一度はっきりと認識する必要があります。今私達は登校拒否・いじめ・学校崩壊等多くの課題を抱えており、その解決の糸口すら見出せないまま21世紀に先き送りになるのは残念でなりません。9月は「新世代のための月間」です。「新世代のためのプログラム」それは30歳までの若者の育成を支援するロータリー活動のまずできることから地域社会へ問い掛けて下さい。迫り来る21世紀に向けて今我々がたとえどんなに小さな事柄であっても、様々なアクションを起こして行くべきだと考えております。私は地域社会の指導力を信じております。行事内容につきましては個々のロータリークラブにまかせますが、必ずローターアクト、インターアクトのメンバーを巻き込んだものにして欲しいと思います。

<例として>
1 地球にごめんなさい(環境保全)空き缶拾い
2 ローターアクト・インターアクトの未提唱クラブは月間でこの問題で討論を起こしてほしい
3 教育環境の先生を例会に呼び教育の環状についての話を聞く
4 地域社会特に行政が青少年問題にどう対応しているか
5 警察の少年補導課より現状を聞く
6 薬物濫用について保健所長の話を聞く
7 その他

「新世代のための月間」それは問題を提起することにより行動を起こし、会員同士が何かをつかむ機会であってほしいと思います。青少年の問題について様々な切り口から行動を起こして下さい。

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