就任あいさつ | |
2000〜2001年度 | 関口 隆 |
国際ロータリー第2840地区ガバナー |
![]() その頃時を同じくして第2560地区分割の協議が行なわれておりました。分割が承認されますと、宮川糧平先生の後任として01〜02年度ガバナーに就任するために予定されている2年間の充電期間がにわかに1年短縮になってしまいます。私の立場は余りはっきりしないまま何時の間にか高木年度に入りました。 2840地区(群馬県)新生も、私のガバナーノミニー承認も99年の後半期に正式決定をみましたので、00年7月1日2840地区ガバナーに就任予定の私にとりましては正式のガバナーノミニーとしての充電期間が1年にも満たず、まことに未熟なガバナーノミニーとなってしまいました。 2000年2月上旬アメリカのアナハイムで丸々一週間に亘るガバナーエレクト研修会に参加致しました。これはまことに貴重な経験と云うの他なく我々日本人ガバナーエレクトグループに限って申し上げますと熟年から最高75才位迄の35人のガバナーエレクトが2つの小部屋に別れて研修リーダーの教育を受けるのでありますが、殆んどすべての人が熱っぽい眼差しと真摯な態度で勉強致しました。たった一週間程のつめこみ教育で何程の知識を身につけることが出来るでありましょう。私の感じでは、この一週間の研修生活で身につけた収穫は片々たる知識の集積ではなく、むしろ人それぞれによって違うではありましょうが多くの形而上学的な啓発を受け、心中に期するものを獲得されたことであると思います。 私はアナハイムで得られた研修の成果を経とし、これ迄ガバナーエレクトとして地区の諸行事に関与しながら学びえた多くの教訓を緯として私なりの構想をまとめて参りました。 今、皆様と共に第2840地区の新たなる旅立ちの日を迎えて居ります。遥かなる旅路の恙無きを祈念しつつ、皆様の忌憚の無いご叱正と、友情溢れるご協力を戴きますようお願い申し上げご挨拶とさせて戴きます。 ここで、高木貞一郎直前ガバナーに謝辞を捧げたいと存じます。 私が初めて高木先生の謦咳に接しましたのは変則ガバナーノミニー候補者として館林へ伺った時かと思います。慈父の様な大きな心と母の様な温かい手を以って私を迎えて下さいました。以来私は高木先生とお会いする日をこの上もなく楽しみ乍らガバナーノミニーとしての修練に励んで参りました。 『 という中国の古語を心からなる感謝を篭めて先生に贈らせて戴きます。 「万物を育てるやわらかい南風はイバラのような悪い木をも芽ばえさせ生長させる」という意味であります。 先生には、至らぬ私に対しまして、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげますと共にご夫妻のご健祥を心からご祈念申し上げます。 有難うございました。 ガバナー 関口 隆 |
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