(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
【ハイライトよねやま 40】
2003年6月10日発行

1. 寄付金速報 〜 今年度残りあと1ヶ月
    
  5月までの寄付金は、前年同期と比べ6%、約1億円の減少です。 普通寄付金が3%、特別寄付金が8%減です。 特別寄付金が多少持ち直したものの、依然厳しい状況です。
 今年度も残り1ヶ月を切りました。6月30日(月)当会口座入金分までが、今年度の寄付実績になります。送金手続きはお早めに済ませていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 

2. 「民間の助成額第1位」〜朝日新聞で紹介
  5月14日(水)の朝日新聞(経済10面)に「助成財団、低金利で苦境」の見出しで助成財団の財政難について掲載されました。 記事の中で、米山奨学会が2001年度の民間助成財団で年間助成額が第1位であることが紹介されました。
 注目していただきたいのは助成額が資産総額に占める割合で、資産総額の20%に当たる財団は他に類をみません。“助成”が個人の寄付で成り立っているロータリークラブの特性と、“民間最大”であることが、このような数字でお分かりいただけると思います。
 主な民間の助成財団 [企業系及び個人・家族系/助成財団センター調べ] 
1位 ロータリー米山記念奨学会(助成額:16.9億 資産額:87億)
2位 上原記念生命科学財団(助成額:9.2億 資産額:65億)
3位 平和中島財団(助成額:5.9億 資産額:519億)

3. 公益法人の原則課税に反対のアピール
  平成18年に施行される公益法人制度改革の過程で、公益法人に対する原則課税の動きが出ています。公益法人に対する課税は、市民・民間が広く公益事業に参加するという流れに逆行するものと思われるので、米山奨学会では行政改革推進本部に対し、島津久厚理事長名で原則課税反対のアピールを行いました。

4. 地区大会朝食会で米山奨学生がスピーチ
 4月20日(日)に開催された2750地区の地区大会朝食会で「日韓文化の交流と定着」をテーマに、現役の米山奨学生と学友による講演が行われました。
 本会議までの時間を利用して行われたこのプログラムで、学友たちは「日韓交流には、若い世代の大衆文化交流が欠かせない。
 大衆文化の交流をきかっけに互いの伝統文化にも興味をもち、さらに政治的理解へとつながっていく」と新たな日韓交流への期待と意欲を述べました。

 
財団法人ロータリー米山記念奨学会  
事務局長 宮崎幸雄
編集担当 三宅・大庭
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメール:  highlight@rotary-yoneyama.or.jp
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp/