(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
【ハイライトよねやま 39】
2003年5月 9日発行

1. 寄付金速報  〜 若干持ち直すも厳しい状況
    
 4月までの寄付金は、前年同期と比べ7%、約1億円の減少です。普通寄付金が3%、特別寄付金が9%減です。 今月はクラブ米山奨学金用の特別寄付金※をいただいたため、若干持ち直しましたが依然厳しい状況です。地区協議会などを通じて、奨学事業の意義や活動について各クラブのさらなるご理解をいただけるよう、よろしくお願いいたします。

※ クラブ米山奨学金 : 博士課程最終学年の奨学生のための奨学金延長制度。 延長期間の奨学金の半分を、世話クラブが負担する。 

2. 米山奨学会学友セミナー開催決定!!
  「第1回米山奨学会学友セミナー」の開催が決定しました。 2003年10月11日(土)東京大学山上会館にて開催の予定です。 米山学友・奨学生がロータリー活動や例会に参加して何を感じたか、またロータリアンとの交流を通してどのような力を得たか、その成果を社会にアピールする場となります。 米山学友やロータリアン等、どなたでも参加できます。
 詳しくは7月以降に当会ホームページ、「ロータリーの友」などでご案内します。

【学友会実行委員会】
唐偉(2780)、林保順(2790)、白巴根(2820)、誉林青容(2570)、田鎬鎮(2590)、朝元照雄(九州)敬称略

3. 奨学生オリエンテーション開催 〜 奨学生一人ひとりが米山奨学金を代表
 5月は各地区で新規奨学生のオリエンテーションが行われます。 オリエンテーションでは米山奨学生の心得や規定について説明が行われ、奨学生としての自覚と誇りをもち、ロータリーと積極的に交流するよう勧められます。 例えば、第2770地区では新たな試みとして奨学生に地区行事の年間計画を伝え、あらかじめ参加の同意を得ています。
 授業等で欠席する場合は指導教員の証明をもらうなど、学業と両立できるよう配慮されています。
 

4. 日本全国の大学に留学生数アンケートを依頼
  4月30日付で日本にある全大学807キャンパスに、留学生数に関するアンケートを依頼しました。大学ごとに米山奨学金の応募資格をもつ留学生数を調査し、各地区の奨学生数を決定する基礎資料とします。また地区で指定校を決めるときの資料にもなります。

5. 重症急性呼吸器症候群(SARS)に関して
 米山奨学会では、5月12日付にて米山奨学生および世話クラブ・カウンセラーに対してSARS対応への注意を促します。 「WHOが公表するSARS伝播確認地域や国に渡航し、日本に再入国した場合は、入国後10日間は外出を避けるなど慎重な判断・行動をとる」という基本的な指導内容です。大学によっては留学生を含めた学生全般への独自の対応をすすめています。
 以下関係機関からの情報に留意しつつ、SARSによる個人への差別や偏見が生じないようご配慮ください。

国立感染症研究所 感染症情報センター http://idsc.nih.go.jp/
世界保健機関(World Health Organization) http://www.who.int/en/
 

 
財団法人ロータリー米山記念奨学会  
事務局長 宮崎幸雄
編集担当 三宅・大庭
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問い合わせメール:  highlight@rotary-yoneyama.or.jp
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp/