■太田南RC25周年記念式典を顧みて
 
太田南ロータリークラブ
会長 成塚 一頼 
 
 遠来の仲間
 当日の4月5日は、生憎の花冷えに加え終日の雨模様、とりわけ出足が心配された。 また、イラク戦争という国際情勢不穏のため、姉妹締結しているソウル東湖RCの参加が瀬戸際まで一番危惧されたが、登録メンバー全員が無事出席。
 更に、友好クラブである綾瀬RC(神奈川県)のメンバーも予定通り全員参加という二重の幸運にも恵まれた。
 まさに、友遠方より来たるで、祝賀会終了後も春宵を心ゆくまで惜しみながら、25歳に達したばかりの青春を謳歌、歓をつくした。 ときもよし、森羅万象は春爛漫の真っ只中だった。


記念事業
 大分手前味噌になるが、市役所へからくり時計スモールワールドフォークを贈呈、豪華な品だが、1階の「市民サロン」という広い空間の高所にセットされたので目立たないのが一寸ばかり残念。
 従来、よく屋外で見受けられる記念時計などに比べアフターサービスを考えると、着眼点は合格である。

 WCS事業として、タイ大国ジンブリ市の公立病院に超音波診断装置一式。同市郊外過疎地区の小中学校に水道水浄化装置一式。 同校に教育用コンピューター機器一式。
 以上がソウル東湖RCと共同で行った事業で、今年2月6日より9日までに太田南RC・東湖RCとの視察団がタイ大国を訪問、つぶさに現地の利用状況確認視察も実施。

 祝賀
 式典の進行が余りにもスムーズに終わった時点では、祝宴の会場準備の方が時間的に危ぶまれた所、程なく修正され会場移動の案内が伝えられひと息ついた。
 雨天が恵みとなったか、会場の春らしい雰囲気に浮かれたか、はたまた風変わりなアトラクションの出し物にひかれたか不明にしても座席は満目空きなし。
 遠来の客でもあるソウル東湖RCや綾瀬RCのメンバーを心から労うための二次会では、祝賀の酔いも手伝ってまるで余韻が尾をひいたように参加人数が優に倍以上にふくれあがる始末。春宵値千金の様相であった。

 以上、式典当日を顧みれば春の宴の一日は予想以上の成果を収めることが出来たと自負するが、これが25年を経た太田南RCの真底の結集力であろう。 因みに、組織表を貼付し担当の各メンバーに敬意を表する。