■RID2840 茶の湯倶楽部 第6回研修会
 茶の湯倶楽部の第6回研修会が2月2日(日曜日)午後2時半より、桐生崇禅寺において開催されました。 一昨年発足した茶の湯倶楽部も3年目を迎え、研修会も6回目を数える事ととなりました。 今回の研修会は、恒例のガバナー輩出地区での開催という事で桐生市川内町の万松山崇禅寺を会場に矢野亨ガバナーをはじめ県下12クラブ39名のロータリアンの参加を得ての開催となりました。

 今回は、武者小路千家 佐伯江南斎宗匠、前群馬県教育委員長 福田日出子先生を来賓としてお迎えいたしました。 佐伯宗匠は、RID2660地区大阪心斎橋ロータリーのメンバーでもあり、2660地区の茶の湯倶楽部の統括としても活発な活動を展開されていらっしゃいます。
 また、福田日出子先生は、茶の湯の祖、千利休の祖先は田中一族、新田一族の同族でそのルーツは上州にあることを立証された方です。
 矢野ガバナー、佐伯宗匠、福田日出子先生にご挨拶を頂いた後、2席設けられた茶席に移動して研修茶会が行われました。

 第一席は本堂において佐伯江南斎宗匠による献茶を拝見しました。 献茶式の張りつめた空気と宗匠の見事なお手前に、参加者は過去の研修会にはない緊張感を味わったようでした。 その後天目台で薄茶を頂くという貴重な体験もさせていただきました。

 第二席は、武者小路千家家元による「春の声」のお軸、結び柳に神楽鈴というはなやいだ初釜のしつらえのもと、なごやかに薄茶を頂きました。
 その後、懇親会が行われ予定どうり午後5時半に散会しました。

 今回の桐生地区での開催にあたっては、ガバナー事務所、茶の湯倶楽部東毛地区世話人井本上輔様をはじめ桐生西クラブのメンバーの皆様に、多大なご協力を頂きましたことを、改めて深謝いたします。
報告者:西尾 仁志(前橋西)