■国際ロータリー第2840地区
  ローターアクト第3回地区年次大会の報告

地区RA委員長  宮 澤 孝 幸(沼田RC)
 
 去る12月14日(土)桐生プリオパレスにて、RID2840RA第3回地区年次大会が、「協奏」〜一人ひとりの意識がアクトを変える〜をテーマに、桐生西RCのスポンサーの下、桐生西RACをホストとし、桐生RAC・太田RACをコ・ホストとして盛大に開催されました。
 
 当日は、ご来賓として桐生市長の大澤善隆様、特別養護老人ホームユートピア広沢施設長、毛呂八夫様代理坂本俊一様、またガバナー矢野 亨様をはじめとした、ロータリーの役員の方々のご臨席を賜わり、参加地区・参加クラブ・参加人数は、地区外RA13地区94名、地区内RAC12クラブ93名、地区外RC1クラブ1名、地区内RC18クラブ69名、当日登録3名の計260名という大勢の皆様に参加していただきました。
 
 大会セレモニーのオープニングは、パソコンを使いステージ中央の画面にRAの地区役員・各分区の紹介がされました。(以下詳細については、大会プログラムを参照して下さい。)本大会の記念事業は、資金0からのスタートでローターアクターがそれぞれ持ちよった品物でチャリティーバザーをし、その収益で特別養護老人ホーム「ユートピア広沢」へ車椅子3台を寄贈いたしました。
 
 記念プログラムは、「ブライトアイズ」によるロックコンサートでした。
 ブライトアイズのメンバーは5人で、みんな耳が不自由であり、その内の1名だけ健聴者であります。
 音楽演奏者にとって「耳が聞こえない、音が拾えない」ということは、致命的なハンディーだと思いますが、メンバーは「耳が聞こえなくても瞳がある」という強いプラス思考でそれぞれが工夫し、心をひとつにしてロック演奏をしています。
 ロックのリズムと手話をまじえたコンサートは、バンドのメンバーとアクターが一体となって、会場も大いに盛り上がりました。そして、それは「何事も創意工夫と努力によって成せば成る、やれば出来る」という熱いメッセージとして会場の皆様に大きな勇気と感動を与えてくれたことと思います。
 
 一つのことを成すというのは、やってみると非常に大変なことだと思います。 しかし、それに対し一生懸命やった人にはそれだけの「達成感と大きな自信」という、人生の財産がまた一つ増えたことと思います。
 これからもアクターが失敗を恐れず何事にも挑戦する勇気を持ち、さらに研鑽を積まれますことを期待してご報告といたします。