■GSE受け入れチーム報告書

2002−2003年度
研究グループ交換委員長
為谷福一(前橋東RC)
メンバー紹介
GSEチームの行程
人生の素晴らしい体験

メンバー紹介
【第3820地区GSEチームリーダー】フィリピン
Teotimo Jr Laroza Reyes
(テオティモ Jr ラロッツァ レイズ)
男性 48歳
動物用薬品販売
【GSEチームメンバー】
Emerito Itliong Enginco
(エマーリト インジンコ)
男性 36歳
地方検察官
Maria Victoria Guiambao Raca
(マリア ヴィクトリア ラカ)
女性 38歳
労務・教育関係コンサルタント
Gladys Fauth Bahay Tan
(グラディス フェイス バハイ タン)
女性 26歳
国際米穀研究所
Arnel Llanos Sanico
(アーネル ラノス サニコ)
男性 38歳
国際米穀研究所 研究助手
 
 
フィリピンRID3820地区 GSEチームの行程
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10月15日(火)
    11:10 RID2560GSE丸山委員長との引き継ぎ、昼食
13:40 丸山さん達と別れ、高崎を出る、為谷、福田の車にて
16:00 桐生プリオパレス到着、メンバーはホストファミリー宅へ
18:00 桐生プリオパレスに於いて、ガバナー歓迎挨拶、
GSEメンバー紹介、ホストファミリー紹介、行動日程の説明(川掘委員)
ウエルカムパーティー、閉会挨拶根元地区幹事
終了後、ホストファミリー宅へ
10月16日(水) 自由行動日
 
10月17日(木) 自由行動日
 
10月18日(金)
12:00 桐生市民文化会館集合、織姫食堂昼食
14:00 桐生市役所 市長表敬訪問(市長急な公用で収入役)   
(川掘、為谷担当、通訳は市側で、メンバーの通訳は川掘委員)
16:00 ホストファミリー迎え
 
10月19日(土)
10:00 RID2840地区年次大会 第1日目参加の為集合
11:00 市民文化会館国際会議室にて派遣チームのオリエンテーション
及び受け入れチームの顔合わせ、コミュニケーションを計る為
12:00 年次大会本会議場へ出席
15:40 メンバー紹介 秋間地区財団委員長
18:00 RI会長代理ご夫妻歓迎晩餐会に出席(ホテルきのこの森)
20:40 桐生パークホテル宿泊
担当GSE委員会、通訳 川掘委員、国際交流協会より
 
10月20日(日)
08:40 ホテルへマイクロバス迎え、年次大会2日目参加の為会場へ
10:00 メンバー本会議場へ
12:10 昼食
14:00 エクスカーション参加(大川美術館、織物会館見物)
16:30 地場産会館スカイホールへ、さよならパーティー参加
18:00 メンバー全員が各ホストファミリー宅へ
担当GSE委員会、通訳 川掘委員、国際交流協会より
 
10月21日(月)
12:00 桐生プリオパレスへ各ホストファミリーより集合
14:00 昼食後、企業訪問(NTT Docomo)桐生RC担当
16:00 桐生プリオパレスからホストファミリー宅へ
担当GSE委員会、川掘委員
 
10月22日(火)
12:00 桐生プリオパレスへ集合 昼食
14:00 企業訪問(希望の家)
16:00 桐生プリオパレスからホストファミリー宅へ
担当GSE委員会、川掘委員
 
10月23日(水)
12:00 例会出席(桐生南RC)大安閣
14:00 企業訪問(アタゴ製作所)
15:00 文化遺跡見学(岩宿遺跡)
16:00 アタゴ製作所へホストファミリー迎え
担当GSE委員会 川掘委員、為谷
 
10月24日(水)
12:00 例会出席(赤城RC)大安閣
  14:00 ホストファミリー迎え
担当GSE委員会 川掘委員、為谷、下井田副幹事
  
10月25日(金)
08:50 桐生プリオパレス集合
09:00 日光文化研修に出発(赤城観光中形バスにて)GSE委員会 川掘、為谷、山崎、下井田副幹事の方々とメンバー、通訳 
計10名参加
19:00 桐生プリオパレスに帰着、食事、メンバーの一人グラディスの
(女性)誕生日でプレゼントの贈呈を行なう
 
10月26日(土) 自由行動日
 
10月27日(日) 自由行動日
 
10月28日(月
10:45 桐生プリオパレス集合
11:00 出発
12:10 群馬県庁到着 31階レストランにて昼食
メンバー、正田副幹事、川掘委員、福田委員、為谷、派遣メン
バーの高橋哲也君、計10名
13:30 県知事表敬訪問
14:30 桐生プリオパレスへ
16:00 ホストファミリー宅へ
18:00 さよならパーティー(桐生プリオパレス)出席者、ホストファ
ミリー、矢野ガバナー、根元地区幹事、正田、下井田両副幹事
多数の参加により盛大に行なわれました。
 
10月29日(火) メンバーの荷物整理の為自由日
 
10月30日(水)
18:00 桐生5クラブ合同例会表敬訪問の為、地場産業振興センターへ集合
20:00 ホストファミリー迎え
 
10月31日(木
06:00  桐生プリオパレス集合(下井田副幹事、川掘委員、為谷、ホストファミリー2名)
08:30 ディズニーランド到着
09:00 同入場
13:00 昼食後、一路成田空港へ
15:30 空港着 チェックイン
18:10 ノースウエスト24便にて帰国
                                                        
 15日引き継ぎ後、一週間位は大変疲れた様子でしたが、ホストファミリーの方々のご協力で大変くつろいだ様子も伺え安心致しました、また、チームリーダーに感想文をお願い致しました所、群馬県はゴツゴツとした山と火山の県として、単純に捉えて居りましたが、そこに生活している人々の印象は全く異なった物でした、ロータリーの組織、特にGSEの委員の方達は、滞在期間を通じて素晴らしい企画と親愛の情を示してくれました、そして、種々の職場訪問を通して、仕事への勤勉さや自然を愛する気持ち、家族を愛する気持ち、又国を愛する気持ちがヒシヒシと感じられました。

今回の交流を通して、お互いの歴史や文化の違いや、お国の歴史、社会経済の動向など、様々な意見の交換をする事が出来ました。と「人生の素晴らしい体験」と題して感想を述べております。
まだまだ文章は続きますがこの辺で報告とさせて頂きます。

人生の素晴らしい体験
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フィリピンGSEチームリーダー
ティオティモ ラロッツア レイズ
 私達は、群馬県をゴツゴツした山と火山の県として、単純に捉えておりましたが、そこに生活している人々の印象は全く異なったものでした。

 ロータリーの組織、特にGSEの委員の方達は、滞在期間を通じて素晴らしい企画と親愛の情を示してくれました。 そして、種々の職場訪問を通して、仕事への勤勉さや自然を愛する気持ち、家族を愛する気持ち、又国を愛する気持ちがヒシヒシと感じられました。
 今回の交流を通して、お互いの歴史や文化の違いやお国の歴史、社会経済の動向など、様々な意見の交換をする事が出来ました。
 ホストファミリーは、私達の期待以上の素晴らしい歓迎をしてくれました。 私達を単なる訪問者や旅行者としてでは無く、本当の家族の一員として扱ってくれました。

 彼等はほんの一握りの旅行者しか経験出来ない様な素晴らしい機会を作ってくれました。 どのホストファミリーも本当に心の底から私達を受け入れて戴き、感謝の念に耐えず、とても光栄に思っております。

 この様な素晴らしい経験は産まれて初めての事です。 もちろん、ホストファミリー以外のロータリアンや御家族の方達にも同様の事が甲せます。 沢山の友情や御理解を戴き、最良な形で私達自身の眼を開き、心を開く事が出来ましたし、生涯を通じての大切な友だちも作る事が出来ました。
 
 さて、私達の滞在期間中の印象を次に記述します。
  
1) 社会と家族について
 日本の社会と家族は、相対的に私共の国と似ています。 昔からの文化では御主人が外で働き、奥さんが家を守る形ですが、多くの場合、夫婦が協力して生活費用を確保し仕事も分担されている様です。 多くの職場に於いて沢山の働く女性を眼にしました。
 
2) 教育とスポーツについて
 多くの先進国と同様に、日本に於いても独自の教育体系を持っています。 子供達の発育に主眼を起きながら、創造力や潜在能力を引き出す教育がなされている様に思います。
 短大や大学も良く整備され、多くの課程や素晴らしい教育プログラムを持ち、学生にとって非常に居心地の良い場所が提供されていると思います。
 
3) 職業と経済について
 群馬県内の多くの都市では、例えば桐生のパチンコ機械製造の様にそれぞれ独自の産業を持っている様に見受けられました。 工業と農業は互いに上手くバランスが取れている様です。

 電気関係や、自動車製造関係、又金属関係の工場も大きな市場を持っている様に見受けられます。

 農業関係では、群馬県は大きな農産物の産地で有り、様々な農作物が生産されています。 近年過剰に成り始めた米の生産から、将来は、良質で安全性の高い野菜や果物の生産に転換を計る計画が群馬県独自のプランで勧められていると、県知事のお話で伺いました。
 
4) 環境について
 環境保全とその構成は、これからの群馬県の課題だと考えます。 森の保全や、山岳地帯の植物系、動物系の保護は大変行き届いていると思います。

 企業に於ける環境汚染対策も充分取られている様で、滞在期間中、大気汚染の原因と成る工場からの排煙も殆ど見られませんでした。

 是等の行き届いた環境保全の結果、群馬県は日本の中でも、観光客にとっては居心地の良い環境を作り出していると思います。
 
 さて、次に私達をホストして下さった、ロータリークラブやメンバーの方達に、心からの御礼を申し上げたいと思います。

 特に、GSE委員の川堀先生と桐生RCの山崎さんには、滞在期間中、殆ど行動を共にして戴き、感謝の念に耐えません。 又、地区役員の秋間さんや、下井田さん、正田さん、為谷さん、福田さんには外堀から囲う様に充分な支援を戴きました。

 この方達の支援無しには、私達の群馬県での研修は不成功に終わった事と思います。
 私達の群馬県側での研修は素晴らしい成果を挙げる事が出来たと確信しています。
  
率直な評価として
a) 日本の方達は概して非常に実直で勤勉だと思います。
b) 私達に便宜を計って下さったホストファミリーはどの家庭も大変素晴らしい人達でした。
c) 私達がお会いした総ての人々が大変親切で、叉それが極自然に感じられました。
d) 互いの信頼関係はファンタスティックの一言で、多分これは、日本の方達が実直で正直である所から来ているものと思います。
  
 群馬県でお会いした総ての方達に対する尊敬の念に耐えません。
 最後に第2840地区の矢野ガバナーに親愛の情と素晴らしい歓待に対し、深甚なる感謝を申し上げて、筆を置きます。
 半月の間本当にお世話になり大変有難う御座居ました。
 
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