第3分区I・M開催報告
国際ロータリー第2840地区
アシスタントガバナー 
小林 弘(高崎シンフォニー)
 木の葉のそよぎに秋を感じる9月21日高崎サンパレスにおいて、第3分区IMを開催いたしましたところ、13クラブより260名の参加登録をいただき、ゼネラルリーダーとして重田政信パストガバナーを始め各クラブより経験豊富なリーダー、サブリーダー12名を選出していただき、開催式は厳粛の内に進められました。

 今回は矢野ガバナーの基本方針である、四つの強調事項に絞り、近隣クラブの会員が相集い、4分科会において、情報及び意見交換、体験発表等、活発な議論が行われ、相互の親睦を深めた、大変に有意義なIMとなりました。

 詳細に関しましては後日、報告書にてご報告申し上げます。
 

 
第3分区IM第1分科会
リーダー 永崎 雅信
           
 第1分科会はテーマ「会員増強と退会防止」を掲げて情報交換を行った。 最初にリーダーより昨年度の高崎南RCにおける会員増強の話が有り、10名新会員を増強したが、退会会員7名おり、その内4名は景気の低迷により、事業所の閉鎖、会社経営の危機により止むを得ず退会する事になった。 結局3名の増強で終わった。

 次に竹内サブリーダーより退会防止を防ぐ話があった。 新会員には特に説明会を開いてロータリーを早く理解して頂く努力をしているとの事であった。 次に新井サブリーダーより新クラブ設立の苦労話をして頂いた。
 新クラブ名は富岡・かぶらRCと名称決定して、新会員27名で10月半ばに創立総会を開催するとの報告があった。 
 新クラブが出来る事は大変喜ばしい事で私達も新しい仲間を歓迎したいと思う

 次に第3分区の全RCから
1.会員数報告 
2.会員増強月間にどのような方法で取り組まれたか?
3.7月1日〜9月10日の間に退会会員がいたかどうか?
 を発表して頂いた。
 
1. 会員数報告
RC名 7月 1日会員数 9月10日会員数 増強数 内女性
高崎 71 77
高崎南 73 77
富岡 56 57
藤岡 59 59
安中 36 36
高崎北 64 64
藤岡北 20 20
高崎東 61 63
富岡中央 51 50 −1
碓氷安中 30 30
高崎セントラル 42 44
藤岡南 42 39 −3
高崎シンフォニー 52 52
合計数 657 668 11 24
 
 
2.会員増強月間並びに退会会員の件
会員増強月間には各RCが卓話をしたり、推薦者カードを配布したりして積極的に増強している話があった。 又、退会会員は全体で4名いたが新しいクラブにおいて退会しており、勧誘の方法に問題があるとの事であった。

 全体的には楽しいクラブ、楽しい例会、明るいクラブを目指して活動している報告が多かった。有意義な意見交換が出来たと思っています。
  

 
第2分科会 リーダー 角皆 良弥
 テーマが、「国際奉仕、国際貢献」であって広範なテーマでありましたが、セッションの成否は計画し、実行にあると思い、13RCどちらのクラブでも取り上げられるものと考えて、WCS、友情交換、姉妹友好クラブの3点に絞ったテーマと致して、今井サブリーダーより、WCS、同額補助金の運用方法等について説明をして、出席会員には、充分ご理解が預けたと思います。
 これに関して、現地の写真を回覧して、事例発表を頂きました。

 友情交換では、台湾との交流の詳細な事例発表を頂き、続いて周藤サブリーダーより友好姉妹クラブの締結状態の報告あり、当分区では、高崎、高崎南、藤岡北、高崎北の4クラブが7RCと交流を深める内、しばし、停滞しているクラブも有るとの事、事例発表が当初の予定数より増して、活気溢れる会となり、WCSには、藤岡北RCが計画中との力強い発言あり、心強く感じ後に続くクラブが出来る事を期待して、報告と致します。
 

 
第3分科会 リーダー 野口 豊
 R財団、米山奨学への協力は、寄付による活動参加と現地における活動参加に大別され、先ずR財団、米山奨学への制度、趣旨の理解が不可欠であり、制度・趣旨の概説がなされ、次に、現地における活動参加の具体的現われとして2人の奨学生による日本、RCの印象、抱負の報告がなされました。

 更に、寄付による活動参加では、寄付額の高いクラブから、
@ニコニコBOXからの一部寄附金をR財団、米山奨学への振り分け。
A各強化月間には個別に寄附を募る。
B強化月間に限らず、隔週毎に財団又は米山奨学をPRして寄附を募る
等の工夫をしている報告がありました。

 途中、重田政信ゼネラルリーダーから、奨学生や会員に接するときは、
「心(慈愛)をもって接して欲しい」 との助言がありました。
 厳しい経済環境の下で、寄附を集めるのに各クラブが如何に苦悩しているかが滲み出た分科会の雰囲気であったのが、強く印象に残りました。

 
第4分科会 リーダー 吉井 良弘
 テーマ「教育への取り組みと新世代委員会の充実」子ども奉仕委員会の新設

 分科会では3つの議題をもって話し合いが進められた。

 最初に「新世代委員会として各クラブがどんな活動を実施しているのか」報告することにより、活動の把握、そして活動の滑性化を求めた。

 次に、「インターアクト・ローターアクトの活動状況」を議題とした。 第3分区13ロータリーの中で、インター3・ロ一ター3があるが、意見の中心は、各アクトメンバーの集まりが良くない・減少している、との声が多かった。
 その原因として、「仕事の関係・学校クラブ等の関係で出席できず」「他の楽しい集まり、自分が関与する会を優先して出席している」「この世代のメンバーは群れることを好まない」「参加しても面白くない」があるようだ。

 あるアクトは、会社から言われ仕方なく会に出席しているが「大変つらい」と述べたと言う。
このアクト活動を活性化し広げて行くには、この当りを考えて行かなければならない。
今の活動が、はたして「彼らの二一ズに合っているのだろうか」と話し合われた。

 最後に、子供奉仕委員会新設によっての活動状況と今後の委員会の在り方」を議題とした。 子ども奉仕体験作文コンクール応募の実施については、高崎市内6ロータリーの委員が事前に集まり、各学校へ依頼することにより、かなりの成果を上げることが出来たと紹介された。
 今後の委員会活動は、新しい委員会でもあるので、第3分区の委員会メンバーが時には集まり、合同で委員会の在り方を考えて行こうではないかとの声が出た。
 

 
第3分区IMゼネラルリーダー講評
 素晴らしいIMを拝見いたしました。
このようなイベントは主催者と参加者との共同作品でありますが、本日はその両者の努力が見事にマッチして、立派な成果を挙げることが出来ましたことはご同慶の至りであります。

 このIMの画期的な意味は、4つの分科会が矢野ガバナーの強調事項を主題として構成され、従来の縦割り型を離れて、横の連携が重視されたことでありましょう。
 この新しいIM方式も大成功を収めました。

 第1分科会では、来年度の増強に備えて、会長エレクトが参加されたのは当然として、特にこの分科会にSAAが参加されたことに大きな意義があると思います。
 SAAはクラブ役員であって委員会構成には所属しないため、今までこうした会議には招かれることが少なかったのでありますが、ロータリーの基本である例会の楽しさはSAAのご努力に負うところが大きく、クラブの重鎮としてのSAAの役割はもっと大きく評価されるべきでありましょう。

本日、IMに参加されて得られた成果を、是非クラフにお持ちになり、有効利用されますことを心から期待いたします。

最後に、小林・アシスタント・ガバナー、並びに福田・会長、佐藤・実行委員長さんを始めとする高崎シンフォニーRCの皆様の、献身的なご尽力と、参加者各位の熱心なご協力に改めて御礼申し上げ、ゼネラルリーダー講評に代えさせて頂きます。