(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
【ハイライトよねやま 30】
2002年9月12日発行

1. 米山とロータリー財団の協力関係に新たな息吹 〜 理事会・評議員会報告
 2002年度第1回理事会と評議員会が、8月30日(金)東京品川・ホテルパシフィックで開催されました。 全国35地区から理事、評議員114名が参加しました。 最初に理事会が開かされ、板橋敏雄RI理事の挨拶と今年12月、大阪で開催されるロータリー研究会で米山奨学事業がテーマとして取り上げられる経緯について説明がなされました。 RIの会合では初めてのことであり、ロータリー財団との協力関係“車の両輪”が今後どのように展開されるか注目されます。

 続いて理事会と評議員会の合同会議が開かれ、新しい評議員の委嘱が行われました。 主な議案でありました2001年度の事業報告及び会計報告を全員異議なく承認しました。 年々減少します寄付金に対しては、制度のさらなる改善と、寄付増進の方策を検討することなどの意見が述べられました。 そして、米山奨学事業の意義を理解し、ロータリーの精神に基づいて、日本とアジアを初めとする諸外国の“架け橋”となる人材の発見・育成に一層の努力をすることを改めて確認しました。
 昼食会では、今回特別参加をした韓国米山学友会会長・安熙道氏と台湾学友会会長許邦福氏の海外学友の活動報告があり奨学事業の成果の一端を知る機会となりました。

 最後に、任期終了にともなって退任される小林 亮理事(2780地区)への感謝状の贈呈が行われました。またクラブ創立特別寄付の96クラブと7千万円以上達成クラブへ感謝状を贈って、そのご努力に感謝の意を表しました。

(事務局長・宮崎幸雄)

2. 寄付金速報〜よねやま月間に向けて〜
 8月末の寄付金収入の累計額は3億1千6百万円。前年同期と比べ8.6%、約3千万円の減少となりました。普通寄付金は前年同期比7.9%減、特別寄付金は9.9%の減少です。 大変厳しい状態ではありますが、来月のよねやま月間に向けて各地区ガバナー・理事・米山奨学委員長、クラブ会長、クラブ米山委員長の方々は、是非とも地区・クラブで寄付増進の広報活動をよろしくお願い申し上げます。

(大庭)

3. 米山事務局の職員採用について
 このたび、職員の羽白 薫が8月末をもって退職することとなりました。
その欠員補充をリクルートのWebサイトによる一般公募で行ったところ、1名の採用に対し200名を超える応募がありました。
 今、若者達に人気がある職業で非営利団体が上位になってきました。 就職難の現状も反映していますが、米山奨学事業も高い関心があることはこれによっても明らかです。
 採用が決まったのは、井川 勲です。30歳の新進気鋭の若者です。 各地区ガバナー事務所等、これからお世話になりますのでよろしくお願いします。

(志村)

4. 届いてますか? 〜 米山月間用資料の活用のお願い
 10月は米山月間です。月間に先立ち、9月9日に全ロータリー・クラブ事務所へ、下
記の資料をお送りしました。追加送付もできますので、米山奨学会事務局までお問い
合わせください。

1) 「心を育てる国際奉仕〜ロータリアンと米山奨学生」
 ・全ロータリアン向けの米山月間用リーフレット
 ・全ロータリークラブ事務所あてに会員数分を送付。
 
2) 「ワークブック2002」
 ・事業全般を網羅したセミナー・研修用資料
 ・全ロータリークラブ事務所あてに10部を送付。
 
3) 「2001年度版事業報告書」
 ・一般向け事業報告書
 ・全ロータリークラブ事務所あてに10部を送付。
 
4) ビデオ「米山月間によせて〜日本のロータリーと米山奨学事業」
 ・米山奨学事業の歩みと成果を、目で見て実感していただく資料です。
 ・卓話用に20分に収めました。
 ・ビデオ『財団法人ロータリー米山記念奨学会』と『“よねやま”との絆』のダイジェスト版です。
 
※ビデオは7月末に全クラブ事務所にお送りしております。


財団法人ロータリー米山記念奨学会  
事務局長 宮崎幸雄
編集担当 大庭・三宅
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメールl:  highlight@rotary-yoneyama.or.jp
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp