ドイツ1810地区との青少年夏季交換報告
青少年交換委員長 天笠博
 7月8日(月)早朝、成田国際空港第2ターミナルにて、8名のドイツ学生を出迎えました。  今回の来日学生は、16〜19歳の男子4名・女子4名で、ドイツの北西部に位置する1810地区NeandertalRC,Cochem-Zell RC,Bonn-Rheinbach RCの4クラブが推薦ロータリークラブとなっております。
 飛行機が約1時間早く到着してしまい、私達の出迎えが10分程遅れましたが、8人の学生達は行儀良くひとかたまりになって待っていてくれました。
 前橋に向かう車中では、長旅の疲れからか、とてもおとなしく過ごしていましたが、つい先日のワールドカップサッカーの話題になると、目を輝かしてあの偉大なゴールキーパー・カーンの事を誇らしげに話していたのが、とても印象的でした。
 同日、前橋東急インにてそれぞれのホストファミリーと対面し、多くの期待と多少の不安の入り交じった面もちで彼らの初めての日本での生活がスタートしました。 2840群馬では、群馬境、桐生西、沼田中央、伊勢崎、安中、前橋南、桐生赤城、館林の8クラブがホストクラブであります。12日間の短期間ではありますが、各クラブ関係者そしてなによりホストファミリーとの触れ合いは、彼等にとってかけがえのないものとなったことでしょう。
 19日から30日の間は、2560新潟の柏崎中央、妙高高原、小千谷、新潟万代の4クラブ・5ホストファミリーにお世話になり、彼らは初々しい親善大使としての役割を立派に果たして、各ホストファミリーと涙ながらに別れを惜しみながら31日朝の飛行機で、新潟・群馬の13名の学生達とともに、ドイツの親元へと旅だって行きました。
 日本の学生達も彼等同様に素晴らしい体験をお土産に、元気に帰国してくることを心より念じ、報告と致します。
 最後に、今年度受入8名、派遣13名というアンバランスのなか、親身になってお世話いただいたホストファミリーの皆様と各クラブご関係者に、最大の敬意と感謝を表したいと思います。 更に今回、ロータリーの友情で、急遽ドイツ語通訳を買ってでてくれた渋川クラブの福田朋英君にも、ドイツの子達とともに御礼申し上げます。
 (流暢な母国語が聞けたこと、とても心強く感じたことでしょう) 有り難うございました。

    
日独夏期交換プログラム派遣学生結団式、交換学生合同歓送会
 7月30日、ホリデイイン東武成田において、今年度夏期交換学生の結団式・歓送会を行いました。
  
派遣日本学生結団式
 午後4時30分より、派遣学生13名、学生父兄12名、2560・2840地区青少年交換委員会委員10名の参加にて厳粛にとり行われました。
 はじめに、2560地区藤野国際奉仕委員長による、厳しいなかにも心温まるアドヴァイスをいただき、学生達の背筋が伸びたようでした。その後、2560地区学生を代表し阿久津晋君・2840地区学生を代表し中島賢太郎君がそれぞれ、しっかりと抱負を述べ見送りの父兄に見守る中、式は終了しました。
   
交換学生合同歓送会
 午後6時よりは、上記メンバーにドイツ学生8名が加わり、2840地区伊能国際奉仕委員長の挨拶を皮切りに、ドイツ学生代表Alex Ludowig君、日本学生代表中島賢太郎君が挨拶をした後、双方学生一人一人の自己紹介もありました。 ドイツ学生の中には日本語で立派に自己紹介をした少女もいましたし、日本学生は全員、英語とドイツ語を交えて一生懸命話していたのが印象的でした。
 予定の一時間半は、ホストファミリーと別れを惜しむドイツ学生やら参加者全員の沢山の想いの詰まった充実した時間となりました。
   
2560・2840青少年交換委員会合同会議
 また、結団式・歓送会に先立ち、両地区による合同会議を行い、当日・翌日の細かい打ち合わせやドイツ学生受入中の反省点、また今後の合同事業の方向性について、熱心な討議が交わされました。

出席者: 2560地区 国際奉仕委員長 藤野正二
青少年交換委員長 大西淳
委員 塚田正之、臼井政明、片山政博
2840地区 国際奉仕委員長 伊能富雄      
青少年交換委員長 天笠博 
委員 難波伸男、蛭田義徳、事務局・吉田真理子