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(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース

【ハイライトよねやま 27】
2002年6月7日発行


1.寄付金速報 〜残りあと1ヵ月、特別寄付金ゼロクラブをなくそう〜

5月までの寄付金収入は15億7千万円、前年同期比で8千万円(4.7%)の減少となった。寄付金は減って当然という見方が大半を占めているようだが、果たして本当に「当然」なのか。今年度の寄付額が前年度の数倍になったクラブがある。集め方に工夫があるようだ。例会毎に寄付をする。少しずつでも気持ちを形にして、それを続けていく。
特別寄付金は個人の累計として加算される。累計が30万円に達する毎に米山功労者となる。ちなみに現在、功労者の最多表彰は44回目(1,330万円)。特別寄付金がゼロのクラブを減らし、ひとりでも多くの会員からご理解とご協力を得られるよう努力したい。(宮崎)


2.普通寄付金 〜クラブ最高額12,000円の集め方〜

普通寄付金の年額平均はここ数年約4,000円である。その中で一人当たり年額12,000円に設定している12クラブに話を聞いた。12クラブのうち10クラブは2620地区である。この地区は事業計画で12,000円に定めている。「米山梅吉氏のお膝元が、米山奨学事業に無関心ではいけないと思ってね。どうしてもご遺志に報いたいので。やはり根本は日本に来る留学生に、何かしたいという気持ちからだよ。」「パストガバナーが非常に熱心で、日本の奨学金制度として誇れる米山奨学会に是非寄付して欲しいと、例会がある毎にスピーチされていた。」ほか「『タバコ代を節約して奨学金に』をスローガンとして、1ヵ月1,000円の寄付をするという目標を立て、その12ヵ月分で12,000円とした。」などである。他地区では米山委員が米山奨学事業の理解をクラブ会員に広め、賛同を得て12,000円とした。普通寄付金に対しても、何か地区独自の広報活動をお願いしたい。(羽白・大庭)


3.拡がる学友会の役割・・・培った自立の精神

「こんにちは!!」「お席はこちらです・・・」と明るく溌剌と受付に響くのは、米山学友(元米山奨学生)の声である。気持ち良く迎えられるのは、4月から新しく米山奨学生になった留学生20名と継続奨学生4名だ。不安と期待の面もちでオリエンテーションに出席する新奨学生を、先輩である学友が笑顔で迎えている光景は、先輩の頼もしさと新奨学生の期待で溢れている。また、新しい奨学生に、米山カウンセラ−と次期クラブ会長が付き添って受付に来られるケースも見られる。出会いの始まりと広がりの瞬間だ。この受付は、国際ロータリー第2780地区(神奈川県西部)で開催された新規奨学生対象のオリエンテーションの一場面である。また、オリエンテーション終了後の歓迎会の運営や司会進行も学友会役員によってすすめられている。
「いつまでもお客様のままではいけない!!」という学友会メンバーの自立の意識が、地区米山奨学委員会役員に響き、ガバナー事務所を含めた活動の協力と連携が実現している。
新たな米山フェローの役割が始まっている。(栗原)


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