矢野年度における基本方針
 新世代奉仕委員長 委員長 川生 宏
  
基本方針
21世紀の私達ロータリーの最大のテーマは環境問題と青少年問題だといわれます。
そのために出来るだけ長い目線で活動の継続を図るために3年委員制度を3年前から導入しました。しかしこれは唯、前年度の事業を踏襲するということではなく、RI会長のテーマとそれを受けてのガバナーの方針に従って、新しい発想で計画し確実に実行していこうと考えております。又今年度は矢野亨ガバナーの強いご意志で「こども奉仕委員会」を新設しました。週休二日制の完全実施更に、ボランティア活動の義務化によって子供達の奉仕活動のありかたが大きく変ってきます。私達の4委員会は0歳児から30歳までの幼、少、青年達が優しい心と強い意志をもつ健全な発育とまた、オピニオンリーダーとしての指導力をもつ人間としての成長を「慈愛の心」をもって支援していきたいと考えております。
   
インターアクト委員会
地区内46クラブのうち3分の1の15クラブしかインターアクトクラブを提唱していません。30年前の故前原勝樹PGの情熱を思い起こし新クラブの設立を目指します。又提唱クラブの経済的、人員的な負担等も考慮し学校区を共有する複数のクラブでひとつのアクトを新設することも提案します。新設の可能性が少しでもあれば私達は様々な資料を持ってご説明に行きます。そのためにも又既存のクラブの発展もふくめて、なにより大切なことは学校側からのロータリー理解です。ただ顧問教官だけでなく学校長や理事会等にも我々ロータリーを理解していただくために各クラブでも3年委員制をお願いし、インターアクトにたいするロータリーの変わらぬ熱い意志を示すためにコンタクトを持ち続てけ下さい。第2560地区と台湾・三重中央RCとの共同事業の台湾研修は双方のホームステイも定着し昨年度の顧問教師のアンケートでも大変好評をいただいております。今年はインターアクターだけでなく各ロータリークラブが奉仕活動を共にする高等学校にも参加を呼びかけます。各クラブで素晴らしい学生の派遣推薦をお願いいたします。
 
ローターアクト委員会
ローターアクトクラブも地区46クラブの内13クラブしか提唱していません。しかし日本全国から見れば多いほうです。ここでも故前原PGの情熱の凄さを思い起こします。
ロータリアンの負担額は当地区は他の地区よりはるかに多いのですがアクターの人数は減少しております。しかし、アクター数がどんなに減少してもクラブの委員会は無くさないで下さい。必ず復活すると信じ支援し続けて下さい。提唱クラブの経済的支援の負担を軽減することと同時に新しい活動の展開を考えていくつかのロータリークラブが共同でひとつのローターアクトクラブを提唱しなおすことも必要かもしれません。また提唱していないクラブにもアクターの活動が見えるようにするために、ロータリーの森の下草刈り、ライラ研修等にも積極的に参加させて下さい。各地の大学,短期大学,専門学校等にもローターアクトの設立を働きかけたいとおもっております。
 
ライラ委員会
ライラ研修のプログラムはライラ委員長が出向するクラブにホストクラブとして企画立案そして実行までお願いすることになります。今年は高崎北ロータリークラブがホストクラブとして既に田中壮児実行委員長のもとで何回か熱い会議が持たれております。特に今年はローターアクター,米山奨学生そして各クラブでお世話している留学生達にも全てに参加を呼びかけて国際色ゆたかな研修会にしたいと考えております。国立赤城青年の家で、10月5日(土)―6日(日)と決定しております。今後のライラ研修の規範となるような、感動の体験を共有し合えるプログラムを企画して戴いております。各クラブにおかれましても地域のオピニオンリーダーとなる大勢の若者に参加を呼びかけてください。
 
こども奉仕委員会
この委員会は矢野亨ガバナーエレクトが大変な思いを込めて作られた委員会です。同時にインターアクト、ローターアクトを持たないクラブからすれば待望の地区委員会です。
夫々のクラブに学校医,学校歯科医,学校薬剤師、また学校教材販売等、地域の学校と深くかかわっておられる会員がいるのではないでしょうか。その人達が中心となって学校とのコンタクトをとり一クラブでひとつの小学、中学校の奉仕活動を支援し青少年育成にご協力してください。地区大会にロータリー主催のこども奉仕活動の体験作文コンクールとその表彰を計画しています。各クラブで一件以上のエントリーをお願いいたします。