富岡ロータリークラブ
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第10回 例会

2020.09.16

会員卓話  『相続と遺言』  宮前 有光君
0916
人が死亡すると相続手続きが
必要になりますが、手順としてまず、
「遺言書」の有無が問題になります。
遺言書が残されていれば、遺言書に
記載された被相続人の意志に従って
手続きが進められます。
遺言書がなければ、相続人全員の
協議で決めることになります。
しかし、相続人全員の遺産分割協議は
いつも、順調に進むとは限りません。

辛い話し合いになる場合もしばしばです。そんなときは必ず遺言書を
残していてくれたらと間に合わない愚痴になってしまいます。
私の子供達が遺産争いをする訳がないとか、子供達に気を遣い私には
決められないがみんなで相談して上手く分けるだろうとか様々の理由で
遺言が残されないことになります。こうした、死にゆく人の幻想や優柔不断
から、むだな努力を強いられる相続人らは、たまったものではありません。

次に遺言がないと困る場合について述べてみます。
①   子や孫が居ない場合で遺産全部を配偶者に相続させたい    
②   特定の相続人(事業の承継者等)に多く渡したい                            
③ 相続人以外の人に一定の遺産を贈与したい 
④ 配偶者居住権を設定したい
⑤  内縁関係の人に一定の遺産を贈与したい
⑥ 相続人が居ないので、各種団体等へ寄贈したい
⑦ 離婚した相手との間に子供がいる
⑧ 再婚相手に連れ子がいる
⑨ 婚姻外の子供を認知したい
⑩ 相続人に行方不明者がいる等
遺言は、本人の死亡によって効力を発する最後の意思表示です。
又、相続人間の紛争防止等親族の融和のために必要有効な手段であります。
私たちは、何時どこでどう死ぬか分かりません。遺族に別れ言葉さえ
言えないかもしれません。しかし、遺言に残せば意思が伝えられます。
皆さん遺言を残しましょう。御清聴ありがとうございました。