富岡ロータリークラブ
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第7回例会 卓話「公立富岡総合病院院長 佐藤 尚文 様」

2016.08.24

院長写真

 高齢化社会の到来により、病気を持って生きる市民が増え、治癒しない疾患を持った患者や、意思決定能力がない患者に対して、家族や医療者が医療上の方針決定に苦慮する機会が増えている。そのような状況に置かれても、いつでも、どのような場合でも『患者の意向を尊重した』医療を行うために『アドバンスケアプランニング(ACP)』の概念が、英国、米国、豪州を中心として始まり、各国に広がりつつあるが、わが国ではその対応が十分ではない。 ACPとは、将来起こりうる病状の変化に備えて、医療従事者が患者と家族とともに、患者の医療上の希望、生命維持治療に対する意向、医療に関する代理意思決定者の選定などを行うプロセスを指す。ACPを実施することにより患者の医療に関する満足度が向上し、家族の心理的負担や抑うつ、不安が改善することが明らかとなっている。ACPとその実践に必要なコミュニケーションを教育することにより、どんな時でも患者の意向を尊重し、家族を支援する医療を実践することが可能となる。
 
〇富岡総合病院では、アドバンスケアプランニング(ACP)を取り組んでいます。
〇死の質を低める要因⇒死からの逃避、過剰な医療、支援されない本人の意思
〇いかに最期の生き方を充実させるか
〇有終の美を飾るためにあなたはどう生きどう逝きますか⇒思いをつなぐノート

平均寿命平穏大往生