富岡ロータリークラブ
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2019.12.08

卓話 「地域でこどもを支える運営体制の構築と健全育成のための居場所作り」
    こども支援団体 「みんなのおうえん団」 代表 靏田あずさ様

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この団体を作るきっかけ
息子さんから「学生服を買えない子がいるから自分の学生服を譲ってやって欲しい」と話を聞いたところから始まり、そういう子供たちに僕が勉強や遊びを教えるから、お母さんは食事を作ってくれない?ということになり、そこから始まり、今は、5人の団員と会の時にお手伝いしてくれる人が15人、学生ボランティアが20人となっています。
本日のテーマ
*地域でこども達を支える運営体制の構築
*健全育成の為の居場所作り
*こども達を地域全体で支えて行くためには
日本のこどもの貧困問題
貧困率13,9%・7人に1人が貧困家庭・ひとり親家庭は50,8%➝先進国の中で最低
絶対的貧困➝衣食住がままならない家庭状況にある。
相対的貧困➝世帯の所得が全人口の中央値の半分未満の状況にある(見えずらい貧困)
日本のこども達は、この相対的貧困の中で育っているこども達が多いと言われている。
親の経済的貧困は、こどもから学習の機会やさまざまな体験活動の機会を奪うことになってしまう。
教育機会に恵まれなかった事で低学力、低学歴になってしまったこどもは、大人になって、低所得の職業に就かなくてはならなくなってしまうことが多くなってしまう。
生活保護を受けていた家庭で育った子供たちは、成人した時にも生活保護を受けていることが多いというデーターもある。➝貧困は連鎖する
経済的理由で出来ることが制限される状況に置かれた子供は、自己肯定感が下がってしまう。
自己肯定感は、こども達が生きていくために、また生長していく為に一番大切だと言われている。
10代の55%のこども達が自分の事を価値のない人間だと思っているというデーターもあり、自己肯定感が下がってしまっているこども達が多いと言える。自己肯定感が下がり、自分を価値のない人間だと考えるようになると、努力が報われると言う発想を持ち難くなる。自己肯定感は、学力と密接な関係がある。学力の格差➝就学の格差➝所得の格差に繋がり世代間で貧困の連鎖が生まれる一つの背景でもある。このように子供たちの生活は多様化しており厳しい環境の中で生活しているこども達が、この地域の中にも沢山いると言う事を知って貰えたらと思っています。

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みんなの思い
*こどもが健やかに育つ環境を作りたい
*教育格差をなくしたい!
*こどもの居場所を作りたい!
*親同士の交流の場を作りたい!
*こどもや高齢者の孤食を減らしたい!

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活動内容
長期の休み(夏休み、冬休み、春休み)を利用して、年3回昼食付きの無料学習会の開催
富岡公民館、高瀬公民館で開催、約100人のこども達が参加している。
食事の準備:地域のお母さん、暮らしの会、民生委員、他の団体と協力して作成している。
学習は、全て学生ボランティアが担っている。高校➝富岡高校、富岡実業高校、高崎高校、高崎北高校
大学➝高崎商科大学
小学生には高校生になったら今度は自分たちが小さい子の面倒を見るという風に言ってくれる子も出てきていて、良い関係が築けて世代間の交流がしっかりと出来ています。
食材の支援:JA甘楽富岡直販センターと生産者の皆さん、富岡飲食店組合
この活動には、学生ボランティアの協力に心配する大人の声もありましたが、今は高校生たちの関わり合いを見て他の団体も高校生ボランティアを依頼するようになりました。
この学生ボランティアさん自身も、ボランティア活動を通して社会貢献をしながらこども達を支える事で自分達も成長して行ってくれる事を願っています。

ご支援、ご協力をいただいている皆様
JA甘楽富岡直販センターと生産者の皆様、富岡公民館、高瀬公民館、富岡飲食店組合、富岡市教育委員会、富岡市社会福祉協議会、富岡市福祉課、高校生、大学生サポーター(2019夏まで)
2019冬からは、下仁田ミートさん、東京カリントさん、マンナンライフさんも応援して頂けることになりました。

2020年度定期開催に向けて
年3回の無料学習会に加えて、毎月1回の学習会の定期開催を予定しています。
その他に教育に関するイベントを、多団体と連携しながら行って行きたいと思っています。
その為には、人材面と資金面に大きな課題があります。

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賛助会員ご登録のお願い
 個人会員 1口 ¥1000円
 法人会員 1口 ¥5000円
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