危機管理委員会2018-2019年度

委員長 森田  均

委員長 パストガバナー 森田  均(渋  川)
副委員長 パストガバナー 松倉 紘洋(富  岡)
委  員 原   敬(伊 勢 崎)
委  員 齋藤 勝也(富岡かぶら)
委  員 竹澤 泰子(国際交流協会)
担当副幹事 石川 長司(館  林)


 国際親善と世界理解を希求するロータリーの重要な国際プログラムの1つ「青少年交換プログラム」において、これまで、稀に、当事者である青少年が、事件、事故あるいはハラスメントの被害を蒙り、トラブルが生起するということがあり、かねてより憂慮されていた。

そこで国際ロータリーは、2004年11月、理事会決定として、地区レベルでの青少年交換における保険加入さらには危機管理についての具体的指針の策定義務を明らかにした。

これを受けて当国際ロータリー第2840地区においては、2006年10月22日、危機管理規定を制定すると同時に当委員会の発足を見た。

当委員会は、「青少年交換プログラム」に参加する全ての青少年の安全と健康及び健全な生活を守るべく

  1. ガバナー及び地区青少年関係委員会に対し、必要な提言を行うこと
  2. 青少年に対するセクシャルハラスメント及びアビュースの防止に関する研修を行うこと
  3. 事故発生時の事実関係の調査
  4. 3 を踏まえ、ガバナー及び地区青少年関係委員会に対し、対策案を作成し、必要な提言を行うこと

などを主な業務とすることとなっている。

ところで当委員会のこれまでの具体的活動は、以下のとおりである。

  1. 2007年、地区大会終了後の懇親会場における留学生に対するセクシャルハラスメント事案について検討。
  2. 2011年、東日本大震災後の交換留学生の早期帰国の問題を検討。
  3. 事故発生時の事実関係の調査
  4. 2016年、危機管理の概念を拡大し地区レベルでの危機管理セミナーを実施。

これからも所謂72時間ルールをふまえ、有事の折には、早急かつ適切な対応がとれるよう心掛けたい。

なお当委員会としては、今後は、女性会員の増加や米山奨学生の存在をふまえ、必然的にその権限および機能を拡大していくことになるものと思料するので、会員にはその点留意されたい。


 

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