地区幹事 茂木 勇

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■退任の挨拶

RI2840地区地区幹事
茂木 勇
 
 “時得難くして、失い易し”と中国の歴史書司馬遷の『史記』にあるのを想起し、反省しています。
田舎クラブから輩出したガバナー清さんを先輩パストガバナーに比肩する統括者になって欲しいとの一念から発足したものでした。
竹内嘉一前地区幹事から知恵を授かり、地区の有様を学習し、更に藤木行芳(高崎東)、小須田寿太郎(群馬境)、塩野栄一(沼田中央)、北村 彪(太田)各先輩4名のアシスタントガバナー留年という人材を得られたことは大きな原動力と勇気を戴きました。

 先立つこと、町田常雄特別代表を中心に藤岡南クラブの拡大を為し、その範を以って公式訪問に望んだ清ガバナーも又、自信と気力に満ちた巡行であったものと確信しております。

 時の流れとは言え、女性会員増強を唱え方向性と意識付けを会員に触発した成果は事績のとおりでありますが、女性会員が覚醒し、その立場を強調してゆくことは新風であり、次年度以降、菊池雅子(桐生中央)女性会員増強委員長により益々強化されるものと期待しているものであります。

 こうした一連の会員増強策を各クラブが全力で取組み、2回に亘る増強・退会防止セミナーにも拘らず時が過ぎて見れば29名の会員減少という結果には落胆と空しささえ感じてなりません。
 努力に不足があったのか、ロータリーの組織、方向に問題はないか、活動は時代に則っているか、ロータリアンそれぞれが思い悩む通念であります。

 されど光明が全く閉ざされているとは言えません。弱点とされている広報分野に、県下を代表する報道機関『八社会』の協力が得られ、遅れ馳せながら交流の道が開けたのであります。この功績は前橋西クラブの清水正已、竹内嘉一会員により成されました。現在、地区レベルのお付合いでありますが、やがて各社が各クラブ単位で例会や事業に参画し、地域密着した第三者の尖鋭眼をもって批判と評価をするでしょうし、私共も驕りを捨て謙虚に受け止め、自己啓発してマンネリ化を食い止め、余りにも長い間の〔井の中の蛙〕的存在から脱皮する一期一会の好機と考えています。
 この新風は、清水正已次年度広報委員長に引き継がれますが、総じて会員個人個人の心意気次第であります。
 “為すものは常に成り、行くものは常に至る。”『晏子春秋』
1年間尽力成された各位に衷心より感謝申し上げます。