創設100年を越えたロータリークラブは、会員数120万人余りと世界最大の奉仕団体と成長したが、現在大きな転換期を迎えています。原点に立ちかえり、私達は今何をなすべきか?そのような想いでロータリー活動をすすめてゆきたい。

  1.  会員増強
    第2840地区でも、ロータリー活動の基本となる会員数が減少し、今後のロータリー活動に支障をきたすことが懸念されます。 今一度、ロータリークラブの奉仕活動の意義、そして親睦の楽しさなどを仲間と語らい、その仲間と共に新たなる仲間を作るための「新会員増強」としていきたい。
  2.  地区の活動
    ロータリーの内外の評価は、各クラブの活動の積み重ねと考えられます。その地域に密着した奉仕活動や国際奉仕活動を、必要に応じ分区として更には地区として支援し、またある時は方向を示していきたい。
  3. 地区のセミナー、研修会を通じた活性化
    ロータリークラブの奉仕活動をより活性化するため、必要なセミナーや研修会及びRLIを活用し、多くのロータリアンの参加をもって、実現していきたい。
  4. ロータリー財団の役割(「未来の夢計画」への対応)
    2013~2014年度よりロータリー財団は大きく変わろうとしています。今までの、単に寄付をする財団というイメージから、それぞれのクラブが財団の補助金をいかに奉仕活動に活用するかという実践が加わることになります。それは自分たちのロータリー財団資金は、自分たちの意志で奉仕活動に使われ、その効果を進展するためにまた財団資金を集めるという、身近なロータリー財団に生まれ変わります。そのための準備を2012~2013年度には完了しておかなければなりません。多くの会員に「未来の夢計画」の趣旨をご理解していただき、諸手続きを早期に実施していきたい。
  5.  東日本大震災・福島原発被災者への対応
    平成23年3月11日、未曾有の被災から1年が過ぎようとしています。しかし被災規模から、中長期の継続的な奉仕活動が必要と考えられます。 被災地及びその未来のある子ども達にとって、私達ロータリアンは何をすべきなのか。現場を見たり、話を聞いたり、情報を集めたり、仲間と語り合い、支援の手を差し伸べていきましょう。

以上、2840地区のロータリアンがロータリー活動に専念できるような環境づくりを行い、ロータリーの使命である奉仕の実感を体現していただくことを願っております。