国際ロータリー第2840地区桐生南ロータリークラブは東日本大震災に対して以下のような対処の仕方をした。

奉仕プロジェクトチームのうち、
1)社会奉仕委員会は

  1. 活動方針及び重要事項として
    東日本大震災によって被災された方々に対して、色々な視点から可能な限り支援させていただく。重点活動として特に、被災地に対する支援奉仕ではなく桐生市を中心とした周辺地域に避難されてこられた方々に対して、精神的な癒しやコミュニケーションの面で色々なボランティア組織や行政、商工会議所等の協力も頂きながら支援活動を行っていく。
  2. 2011年7月から2012年6月の事業計画として
    桐生市周辺地域に避難されているほとんどの方々は福島県からであり、原発事故による避難者であることが特徴的である。しかも、避難期間は長期間となることが予測されている。
    この為、当ロータリー奉仕委員会としては各種イベント開催を月一回程度実施しながら、避難されてきている方々のニーズを把握することに努め、本当に役に立つ支援奉仕を実施して行く。当然の事として、地元桐生市の被害にも目を向けて行く。

2)具体行動として

  1. 地元桐生市に対しては→ 2011年5月姉妹クラブ台湾 新泰RCクラブから義捐金として頂いた2,700,000円を今回の地震で破損した桐生市の文化財の復興の為に市に全額を寄付。
  2. 災害地に対して
    • 2840地区の一員として地区の要請に従い応分な寄付。
    • 宮城県南三陸町歌津・吉野沢地区仮設集会所の建設プロジェクトのために桐生市5RCの一員として125,000円を寄付。
  3. 福島県から桐生市に避難している方に対して
    • 福島県からの被災者に対してロータリー行事に招待する。3回。(納涼会・月見会・クリスマス会)更にクリスマス会には11名の子ども達と母親などを招待する。
    • 社会奉仕委員長の上野君が福島県人会会長であることから兼務として、不足生活用品の収集・配布 ・桐生、大間々夏祭りなど各種集まりに招待・日帰りバス旅行の実行・就職の斡旋などなどを行う。